Erik Satie (エリック・サティ)についてまとめています。

エリック・サティ うぬぼれ少女百貨店


風変わりな言動

いきなりOp.62?


『ワルツ・バレエ』。
サティの作品で、アレグロの次の2番目にあたります。

ところが、サティ自身が、作曲した時点でこの作品に「Op.62」を与えています。

「Op.」は「オーパス」と読み、作品番号を意味するもので、通常は曲目の管理等を意図してつけるものです。なのに、62曲も作っていない…どころか、2曲しか作ってない時点で、Op.62。しかも、サティはこの後は原則、作品番号を付けていません。
(「原則」というのは、例外として『別の3つの歌曲』という曲にOp.52を与えたりしているからです。)

若い時から独特のユーモアセンスを発揮していたという良い例ですね。



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